昨日、滋賀県における新型コロナウイルスの警戒ステージが３に引き上げられました。
感染者数が増加している大阪などへの往来を控えるように呼び掛けています。
知事は大阪や京都に適用されているまん延防止等重点措置の県内への適用を求めない考えを示していますが、ステージ３は適用の目安となっておりますのでまん延防止等重点措置の適用も視野に入ってきます。
県民の皆様におかれましてはこれまでも十分に対策を取られてきたことと思いますが、今一度、感染対策にご協力いただきますようよろしくお願いいたします。
緊急事態宣言とまん延防止等予防措置の違い
今回大阪や京都に適用されている「まん延防止等重点措置」ですが、緊急事態宣言とどこが違うのかというお声をいただいておりましたので、簡単ですがまとめてみました。
大きな違いは、緊急事態宣言がステージ４相当で適用されるのに対し、まん延防止等重点策はステージ３相当で適用が検討されということですので、緊急事態宣言に至るのを防ぐために適用されるといえそうです。
また緊急事態宣言が都道府県単位で適用されるのに対し、まん延防止等重点措置は知事が指定する市区町村などの地域に適用されるのも大きな違いとなっています。
厚生労働省においては都道府県知事の時短営業等の要請に協力をする対象地域の大企業の雇用調整助成金の助成率が中小企業と同程度まで引き上げられるなどの特例措置も講じられておりますのでご確認下さい。