【早川ひろのり】9月議会一般質問

こんにちは。

滋賀県連事務局のYです。

最近ホームページの更新が遅くなりがちで申し訳ございません。風雲急を告げる国政と共に、私の業務もにわかに忙しくなりつつあります。

できる限り、おもしろいコンテンツを皆様にお届けできるように頑張って参りますが、更新が滞っているときは「あ、たぶん忙しくて、馬車馬のごとく働いていてきっと痩せる暇もないんだな」と思っていてください。

・・・。

さて、

9月に入り、各市で9月の定例会が始まっております。

高島市においては9月9日(木)に代表質問、10日(金)、13日(月)に個人質問が行われる予定になっており、滋賀県連所属の早川ひろのり市議会議員は13日(月)の10時からトップバッターで登壇する予定になっております高島市民の方と早川ひろのり市議ファンの方は要チェックです!

以下、早川ひろのり市議より質問の内容を頂いておりますので、お伝えいたします!

早川浩德 高島市議会議員

質問の動機

市民にとってよりよいこれからの図書館や公民館のあり方とは

高島市には、合併以前の旧6町村に設置されていた図書館や公民館が、引き続き市民にとっての身近な施設として利用されています。

高島市の図書館は、平成27年度の調べでは人口5万人以上6万人未満の都市(当時)では全国1位となったほど、市民に非常に愛されるとても身近な施設となっています。

また、高島市の公民館も市民向けのさまざまな講座の開設や各種団体、趣味などでの人の交流の場など、市民生活に重要な役割を果たしています。

両者はいずれも社会教育の場であり、人づくりに欠かせない役割を果たしています。

高島市の今後を考える上でも、人づくりはまちづくりに直結する意味からも非常に重要な施設であると考えます。

 

時代の変化の中で愛され続ける図書館であるために

昨今、デジタル技術の進展とともに新しいデジタル時代へのシフトが急速に進みつつあります。

9月1日のデジタル庁の設置など政府によるDX(デジタル・トランスフォーメーション)もその推進を後押ししています。

そういったデジタル技術の進展とともに、たとえば紙の書籍に加え電子書籍が利用拡大されるなど、本を取り巻く状況も大きく変わりつつあります。

今後は、新たに紙の書籍と電子書籍との両者の良さをいかにして取り入れていくか、新たなデジタル時代に合う図書館のあり方を探っていく必要があると考えます。

例えば、熊本市の「くまもと森都心プラザ図書館」では、図書館コンシェルジュが利用者のニーズに合った情報や資料を提供するサービスを行ったり、ビジネスで起業したい人向けに図書館司書がお手伝いをし、中小企業診断士が常駐する「ビジネス支援センター」が併設されたりするなど、最近各地で始まっている「ビジネス図書館」としての取り組みが行われています。また、東京都日野市の日野市立図書館では、図書館のホームページをより市民により親しみが持てるものとしてさまざまな情報を掲載し、と同時に図書館に関する情報公開を行っています。

 

これからの時代に向けひとづくりをする公民館の役割とは

公民館についても、従来の取り組みのみならず、より幅広い世代にとってニーズがあり、これからの時代を見据えた取り組みが必要であると考えます。例えば、民間のものですがデジタル時代を見据えた「霞が関ナレッジスクエア(KK2)」※1でオンライン学習・オンデマンド学習ができる、いつでもどこでも誰でも学べる学習プラットフォーム(KK2 Webサイト)を提供)のようないわゆるデジタル公民館といった仕組みもあります。

※1(『共に考え、共に学び、共に担う社会へ』をミッションに掲げ、若者からシニアまで多様な人々が学び交流する「リアルな場」と、インターネットに接続した情報端末(パソコン・スマホ等)

こういった多様な学ぶための手段の提供も将来に向けた一つの施設のあり方ではないかと考えます。

また、こういったデジタル技術を活用した学びの場の活用は現在のコロナ禍の中においても意義のあることと考えます。

両者とも社会教育の場であり、人づくりの大切な役割を果たしています。

まちづくりで重要なことの一つは、それを担うひとづくりです。

こうした考えを踏まえ、以下を質問します。

 

質問内容

<図書館>

1. 高島市が考えているこれからの図書館サービスのあり方とは。

2. 高島市の図書館は同規模の自治体でも非常に高いレベルの利用者を維持しているが、これからもそれを維持していくためにはどのような取り組みを行っていくのか。

3. 図書館司書は本と人との出会いをつくる大切な仕事です。現状の司書資格を持つ職員の割合や推移は。

4. 図書館のホームページのよりよい改善計画等はあるのか。

5. 電子書籍と紙の本の良さ、例えば電子書籍は「素早く手軽に情報を得る」「入手困難な資料も閲覧できる」などのメリットもあり、紙の本は「手にとって親しむ」「親子のふれあい」などそれぞれに良さがある。こういったそれぞれに強みを活かすための考えについては。

6. 図書館法では、図書館協議会の役割として「図書館の運営に関し館長の諮問に応ずるとともに、図書館の行う図書館奉仕につき、館長に対して意見を述べる機関とする。」とあるが、実際に意見の反映等はどのように行われているか。

7. 市民にとってよりよい図書館を作っていくためには市民からも広く意見を取り入れる、市民による図書館づくりなども大切。これについては。

8. 子どもたちへの本を通しての人づくりという面では、学校の図書室も同じ。学校の図書室との連携については。

<公民館>

9. 高島市が考えているこれからの公民館のあり方とは。

10. 幅広い世代の利用を高めていくためにはどういったことが考えられるのか。

11. 施設にWi-Fiを整備することによって、どのような活用を考えているか。

12. 例えばオンラインでの講座提供などICT技術を取り入れた学びの場を提供することについて、現状や今後はどうか。

13. 高島市民大学(仮)は具体的にどのようなことをしていくのか。

 

インターネット中継

高島市議会に限らず、議会をインターネットで配信(中継)されているところはたくさんあります。

みなさんのお住いの一番身近な議会。

たまに覗いてみるのも面白いと思いますのでお時間ございましたら是非ご覧ください。

特に滋賀県連きってのIT通の早川ひろのり市議の質問は、地域の課題解決のためにIT技術をどうに活かしていくのか、まさにこれからの時代を先どった質問をされており、見ごたえもあるかと思います。

是非ご覧いただければ幸いです。

 

早川ひろのり高島市議についてはこちらもチェック!