ふなもと力の政策ーホッと安心まちづくりー

 

「明るく!楽しく!元気に!」暮らす。誰もが住み続けたいまちを目指す!

「命を守る取り組みについて」

2011年3月11日に発生した東日本大震災。大津波による甚大な被害により、現在も大きな影響を及ぼしています。

1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災は私も当日、復旧応援に入りました。国の初動態勢から各方面関係機関においても体制、資機材、備蓄、防災など見直しされました。

2024年1月1日に発生した能登半島地震は東日本大震災、阪神淡路大震災以上に陸・海からの被災地応援にアクセス出来ない課題が浮き彫りとなり、今も復旧、避難と大変な状況にあります。各災害では多くの尊い命を亡くしています。自然災害の厳しい現実と向き合い取り組む必要があります。

さて、我々の住む近江は江戸時代前期、寛文2年(1662年)5月1日と6月16日に近畿北部を中心に発生した寛文近江・若狭地震は2つの地震が連続して発生したと考えられています。

死者700〜900名、倒壊家屋4000〜4800マグニチュードおよそ7.5と記録されました。

では、今後どうすべきか、江戸時代の人家や建物は現代と大きく違えど耐震、耐火、軟弱地など100%耐えることや防ぐことは出来ません。

「自助・共助・公助」それぞれが有事に備える意識を高め備蓄や資機材、燃料を確保し、有事の際には協力しながら「災害発生から復興」に至るまで「命を守る」取組みが必要であると考えています。

最後は「人と人とのつながり」が大切になります。

日々の暮らしの中で地域と人々のつながりがより強く優しくなるようみんなで育てていただき、来たる「南海トラフ地震」、「琵琶湖西岸断層帯地震」に備えましょう。